【パワハラはなぜ起きるのか】加害者のタイプを考察する

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以前このブログでコストコのマフィンに怒り狂うババアの話と、まんじゅうに一方的な悪口メモを書かれた話を書いた。

この2人の他にもう1人印象的な人物がいたので、3人のパワハラ加害者のタイプを考察してみる。

コストコのマフィンに怒るババア

マフィンについての詳細は以前ブログに書いた。

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マフィンのババアについての考察

マフィンのババアは係長や課長といったわたしの直属の上司という関係性だった。

ババアはかなりヒステリーな部分はあるが、理性を取り戻している時間もあった。

仕事の面では上司としてこちらをきちんと評価してくれもした。

人としてわたしのことを嫌っていると感じたことはない。

ただし何かをしくじると地獄を見る。

発生した事象に感情が抑えられなくなるタイプで、あまりにも長くしつこく怒り続けることなどから、パワハラで数回ホットラインへ通報されていた。

 

 悪口メモをしたためるまんじゅう

まんじゅうにいたぶられた思い出は以下の記事に書いている。

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こちらのまんじゅうであるが、これはまた別種だ。

まんじゅうは上司でもなんでもなくわたしと同じ立場であり、わたしが後から異動して同じ部署になったかたちだ。

まんじゅうはヒステリーは起こさない。

上司や力のあるアルバイトなどとはニコニコと穏やかに付き合っているが、敵認定したわたしのことは嫌いであるということがはっきり伝わってくる。

当然こちらからまんじゅうに対し失礼な言動などしたことはないし、異動した当初は仕事を教えてもらう立場だったので素直に言うことを聞いていた。

 

まんじゅうの考えは人の理解範囲外

一度だけ反論したことはある。

わたしは事なかれ主義なので、人に対して言い返したりすることはほとんどない。

しかしどうしてもまんじゅうの主張に我慢できないことがあった。

 

ある日、まんじゅうの担当する事務所に呼び出された。

わたしとまんじゅうは同じ部だが担当する範囲は異なる。

どうやら私に対して言いたいことが色々あるようだった。

呼び出しの場にはわたしたちの上司もいたが、上司は自分の仕事をやっているだけで、ただいるだけです、あくまでもまんじゅうからのお言葉ですという雰囲気だった。

上司はまんじゅうの話の前にまんじゅうに対し、「まんじゅうさん、コレには気をつけてねっ」と言いながらパワハラ撲滅ポスターを指差していてムカついた。

まんじゅうから言われたのは社員のシフトの組み方についてだった。

自分の担当のシフトは自分で組んでいたのだが土日休みではないシフト制で、社員は皆、木・日曜日休みや月・金曜日休みなど、一定のパターンを持っていた。

基本そのパターンでシフトを組みつつ、業務の都合や自身の予定などで入れ替える。

社員はわたしと同期の女子の2人だったが、2人とも土日のどちらかは休みが欲しい。

年頃の女性なので諸々予定がある。当然だ。

同期と話し合い、月ごとにパターンを交代しようということにしていた。

今月はわたしが木日休みで同期は月金休み、来月は交代する。

そうすれば隔月で毎週日曜は休める。

因みに契約社員が水土固定で休みを取っていたので、後から異動してきたわたしたちは水土は選ぶことができなかったのだ。

もちろんパターンを途中で変更してはならないなどといった決まりもない。

ただシフト組の目安として設定されているだけだ。

 

だがまんじゅうはそれが気に食わないようだった。

まず他所の担当のシフトにまで口出ししてくるところから何様だと思うが、主張がまったく理解出来なかった。

まんじゅうの言い分は「月ごとにパターンを変えたらアルバイトが今日出勤している社員を把握できなくなる」というものだった。

はあ???と思った。

まずシフト表を全員に配布しているし、毎朝挨拶しているし、朝礼も社員であるわたしたちが実施している。

そもそも同じ部屋で働いているし、そこに出勤している社員など一目瞭然である。

それで分からないと言うアルバイトなど、万が一いたら業務以前の問題なのでクビにしてほしい。

アルバイトをクビにしてほしいとまでは言っていないが、ほとんど上記の内容を言い返した。

当然言い返したと言っても声を荒げたりはしていない。ごく当然の返答をしただけだ。

だがまんじゅうは「いや、アルバイトは分からくなる」とオウムのように同じことを繰り返す。

先ほどパワハラ撲滅ポスターの牽制があったからだろうか、口調はやたらと穏やかで、諭しているふうなのが下に見られているようで更に腹が立つ。

なんなんだこの難癖はとキレそうになったところで上司がわたしの怒りを察知し、「まんじゅうさん、シフトのことはいいから、本人たちに任せてるから」と口を出したのだった。

まんじゅうは「あ、そーですかあ?分かりましたあ」ととぼけた声で答え、隔月の日曜休みは許された。

 

上司でもないのに無茶苦茶な理論で「お前は周囲への影響を考えられていない」という詰め方をしてくるまんじゅうの思考など、人間には到底分からないと実感した出来事だった。

 

まんじゅうについての考察

恐らくまんじゅうは、今までの人生であまり人の優しさや愛情に触れてこなかったのだと思う。

本人の立ち振る舞い、言動などからそう感じられた。

だから新参者に対し、内心では自分の居場所が取られるのではないかと怯えている。

そして自分自身には強い劣等感を持っているのだと思う。

それを悟られないように、自分の弱い部分を守るために必死で攻撃をしてくる、悲しいモンスタータイプだ。

 

意地悪ミニラ

ミニラとの出会い

前職で訳がわからなかった女先輩はマフィンとまんじゅうの他、もう1人いる。

奴はいちばん歳が近く、3歳年上だった。仮にミニラと呼ぶ。

新卒で入社後、初めてOJTについたのがこのミニラだ。

こちらも8年ほど前のことで記憶から消してることが多いのだが、当時は「イジメや」と感じていた。

もちろん新入社員だったわたしが悪いところも多々あったが、本当によく怒られた。

 

唐突なディス

ある日ミニラから、「あなたは人の2倍働いたほうがいいよ。なんでだと思う?」と尋ねられた。

こちらとしては人並みに真面目に働いているつもりだし、人の2倍働くべき理由など知る由もない。

しかたなく「人より動きが遅いからでしょうか」と答えた。

特にそんなことも思ってはいないが、早くミニラから回答を引き出しさっさと話を終わらせたかった。

ミニラからの答えは、「あなたの見た目が仕事をしなそうに見えるから。だから人より働いた方がいいよ」であった。まったくもって意味不明である。

会社の後輩の見た目に言及するという行為の浅はかさはもちろんだが、「仕事をしなそうに見える」というのは完全なるミニラの主観で、悪口でしかない。

それを「アドバイスをしてあげているだけで悪口ではないですよ」という体で繰り出してくる部分に底意地の悪さを感じた。

 

唐突な食べ物による謝罪

そんなこんなでうんざりな毎日を送っていたが、ミニラはさんざんこちらを叱責したあと、唐突に食べ物を渡してくる習性があった。

例えばシュークリームなどで、口には出さないがどうやら「言いすぎてゴメンネ」の意らしい。

お菓子は好きだがそんなコミュニケーションに用いられても困る。

菓子ごときでこちらの感情を変化させようとしても無駄だし、変化すると思われてることにすら苛立ちを感じる。

 

ミニラについての考察

ミニラについては、ヒステリーや悲しきモンスターというわけではないようだ。

ナチュラルに人を侮辱してくること、また上司の悪口を新入社員だったわたしに吐き出していたところなどをみると、単純にそういう人間性だったのだと思っている。

ただしミニラだけは3人の中で唯一結婚しており、旦那にとっては唯一無二の大切な存在であるわけなので人間性が云々というのもあくまでもわたしからみた一面でしかない。