毎日お風呂上がりにスキンケアをしながら、ドライヤーをかけながら、ストレッチをしながら映画鑑賞をしているOLです。
2022年は130本鑑賞したので、記録として2022年公開の映画のベスト5を選んでみました。
ネタバレは無いですが、まったく情報を入れずに観たい方は要注意でお願い致します。
コーダあいのうた
配信
AmazonPrime
あらすじ
豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。
感想
人生の中でもベスト5に入る映画になったコーダ。
主人公のルビーと相手役のマイルズが自宅でデュエット曲のYou're All I Need To Get Byの練習をするシーンが美しく、そこからラストまで延々泣き続けてしまって観賞後はぐったり。心がこもった歌のある映画ってすごく引き込まれてしまう。
家族も先生も役者が全員ぴったりはまっていて、違和感が何も無い。
両親と兄役の3人は聴覚障害の俳優が起用されていて、漁業の仲間たちの会話に入れなかったり、初めて会う人に「deaf」とノートに書いて見せるときの、健常者との壁を感じるシーンでの表情がとにかく胸に迫る。
兄の「家族が馬鹿に見えたっていいじゃないか」という感情爆発手話も同じく、演技を超えた演技が一番の見どころだと思う。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
配信
AmazonPrime
あらすじ
ピーターがスパイダーマンだという記憶を世界から消すために、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ。その結果、このユニバースに、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵たちを呼び寄せてしまう。マルチバースが現実のものとなってしまい、次々とスパイダーマンに襲い掛かるヴィランたち。その脅威は、恋人のMJ、親友のネッド、さらにはメイおばさんにまで。この世界を守り、愛する人達を守るために、最大の危機に晒されたピーターに突き付けられる<選択>とはー。
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』3月23日(水)デジタル配信開始 / 4月27日(水)ブルーレイ&DVD発売
感想
これは、MCUを追っている人にとって奇跡のような映画だけど、単体では決して楽しめないという、極端な映画。
過去作への思いがそこかしこに込められていて、その都度泣いてしまった。
企画して実現してくれた人がこの世にいることに感謝。
こんな映画を見ると、アメリカと戦争しても日本人は勝てるわけないなあとつくづく思う。まだまだMCUにはついていかないといけないので途中離脱しないようにしたい。
あとトムホランドがカワイイ。
バッドガイズ
配信
未配信
あらすじ
「ワルをやるなら思いきり」を合言葉に、次々とハデな盗みを成功させてきた怪盗集団<バッドガイズ>。“天才的スリ”にしてカリスマ的リーダーのウルフが率いるのは、“金庫破り”のスネーク、“変装の達人”シャーク、“肉体派”ピラニア、そして“天才ハッカーの毒舌ガール”タランチュラだ。お尋ね者の5人組が次に狙うのは、名立たる強盗たちも奪えなかった伝説のお宝《黄金のイルカ》。しかし、あと一歩のところで大失敗…逮捕されてしまう!彼らは街の名士マーマレード教授の更生プログラムを受けることになるも、ノったフリしてウラをかき、史上最大の犯罪をもくろむ。しかし彼らの知らないところで、さらなる巨悪が密かに動き始めていた――。
感想
わたしはドリームワークスはあんまりハマらなくて、映画館でボスベイビーを見てまんまと寝たことがあったからあまり期待せずに鑑賞したけど、すごく良かった。
キャラクターは魅力的、日本語吹き替えも思いのほか良く、何よりアニメーションとか音楽の見せ方がかっこよい!まったく飽きずにダレずに楽しめた。
人間と動物が共存している世界観とか、同じハムスターでも二足歩行で喋って自我があるハムと、四足歩行のただのハムがいたり、みんなが引っかかるよな、という部分はあった。でも、それを差し引いてもsingよりボスベイビーより突出して良かった。
トップガン マーヴェリック
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U-NEXTほかレンタルのみ
あらすじ
アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、
常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。
なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?
タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。
感想
最初はまったく見る気が無かったんだけど、あまりにも評判がいいのでIMAXで鑑賞。結果、ナメててごめんなさいってトムクルーズに土下座したい気持ちに。
上映後に拍手が起こったのは久しぶりで、アラジン実写版以来かなと思う。
ミッションを成功させるって分かりやすいストーリーに、ラブに友情に笑いっていう、誰もが理解できる王道の作りがこの高評価っていうことは、映画ファンはこういうものを求めてるんだよなあと思った。
性格悪いので映画にもケチつけがちだけど、蛇足だと思うシーンも腑に落ちないシーンも無かった。
しいていうならスポーツで仲良くなれちゃうんだ?!ってくらいだけど陰キャには分からないだけかも。
これ見たらみんなトムクルーズ好きになる.....。この後、まんまと配信で過去のトムクル映画を漁りました。
カモンカモン
配信
AmazonPrime他レンタルのみ
あらすじ
NYでラジオジャーナリストとして1人で暮らすジョニーは、妹から頼まれ、9歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることに。LAの妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる一方で、ジョニーの仕事や録音機材に興味を示し、二人は次第に距離を縮めていく。仕事のためNYに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるが…
感想
映画館で寝がちなので、大丈夫かな...と思っていたけど寝るどころかしっかり入り込んで見た。
レビューを書こうとしても言葉にできないタイプの映画で、言語化する前に直接こころがしんしんとなる。コーダと同じくらい泣いたけど、コーダと違って何故なのかの説明はできない。
未婚で子無しだからか、主人公のジョニーよりも9歳のジェシーの気持ちを想像しながら見ていた。
未来は考えもしないことしか起こらないから先へ進むしか無い、っていうジェシーのことばが本当にその通りだと思った。