【秋のウィーン①】ホテルザッハーのスイートルームでルームサービスを食べる

ウィーン再訪の理由

バリ島のヴィラに泊まりたいという夢があった。

アヤナリゾートのアヤナヴィラという素敵すぎるホテルと、飛行機もビジネスクラスで旅行会社で予約をした。

アクティビティもイルカと一緒に泳ぐ、象を洗うといったものを予約し、長時間のスパの予定も入れていた。東京にいながら心は完全に南国バリにあった。

しかし出発まであと二週間ほどになった頃、バリのアグン山が噴火の危険ありというニュースが入ってきた。

観光地から離れているので噴火しても安全ではあるらしいが、火山灰等で空港が閉鎖される可能性があるようだった。加えて非常時は治安の悪化が懸念されるという情報もあった。

噴火するのかしないのか分からない状況で強行で行ってしまってもよかったけど、なにぶん女ふたり旅、かつわたしは英語も喋れないという有事には致命的すぎるハンデもあり、泣く泣くキャンセルすることにした。キャンセル料も、直前だったので旅行代金の20%かかってしまった。

でも連休は目の前に迫っているので、さてそれではどこに行こうと、ハワイ、ロンドン、セブ島、沖縄等、ネットで調べまくった。

しかし直前ということもあり、納得いくホテルや飛行機の空きがなかなか見つからない。

決まらないまま出発予定の3日前となり、親友が旅行会社に直接出向いてくれ、空きのある旅行先を探してくれた。

その日わたしは仕事だったが、上司が休みの日なので後輩たちに事情を話し仕事をさぼってずっと親友と連絡をとっていた。

結果、ロサンゼルスかウィーンかでプランをだしてくれた。

ウィーンはあのホテルザッハーのスイートが空いているとのことで、またあの場所に行きたいという気持ちが強くウィーンに決定した。

旅行会社とのギリギリのやり取り、即決済をしてくれた親友には感謝しかない。

そんなこんなで出発の3日前に予約をし、2日前に現地での予定を決めるという強行スケジュールになったのだった。今回はコンサート等、事前に予約して行ったものはひとつもなかった。

 

ホテルザッハー再訪

今回はエミレーツ航空でドバイ経由でウィーンへ向かう。

仕事終わりに羽田空港へ行き、羽田でシャワーを浴びてから、深夜発の便に乗った。

昼過ぎにウィーンに到着しすぐにホテルへとチェックインをしに行く。さすがに1年以内の再訪なので電車もスムーズだった。

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ザッハーのスイートルーム内部

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前回はピンク基調の部屋だったけど、今回は薄いグリーンみたいな色。そして広い。
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おいしすぎるチョコレートにも再び出会え、感激...。
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バスルームもやたら広く、シャワーとバスタブがあるのでゆっくり浸かれる。アメニティはザッハーオリジナルで、チョコレートのにおいものだ。
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旧市街散策

チェックイン後は、すぐに周辺へお買い物へ行った。
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この街並みで感無量。
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おいしくて可愛いチョコレート屋さんへ。小分けのチョコレートもたくさんあるのでお土産にもよい。

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その他デメルのチョコレートと、ウィーン定番のお土産マンナーのウエハースなどを購入した。

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ルームサービスを取ってみる

夕食は、ホテルでルームサービスを取った。

フィレステーキとフォアグラを注文。当たり前だけどやわらかくておいしい。
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ウィーンのパンケーキ、カイザーシュマーレンが大量過ぎて全然食べきれなくてもったいなかった...。2人分頼んだが6人前くらいはある。注文する際は2人で1人前で充分。
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モーニングを食べる

翌朝、ザッハーで朝ごはんを食べる。会場は2箇所あり、この日は緑色の会場を選んでみた。

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どれを食べても本当においしい。
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クレープもオシャな感じで出てくる。

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ウィーン観光

美術史美術館

2日目は美術館美術館への再訪と、前回は行けなかった自然史博物館へ行く。前回は真冬だったが今回は秋、この青空だ。天気が良くて嬉しい。カーディガン1枚でちょうどいいくらいの気温だ。
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ホテルから歩いてすぐ、美術史美術館に到着。 
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日本語のオーディオガイドを借りて中へ入る。f:id:yumelo317:20190702225544j:image
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フェルメールの「絵画芸術」。
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日本でフェルメールを見るとなると長蛇の列だが、ここではゆっくりじっくり見ることができる。

まったく余談だが以前徳島県の大塚美術館に行った際、レプリカの「真珠の耳飾りの少女」にとんでもない列ができていて驚いた。

絵画って、わざわざ見に行くならその画家が描いた実際のものであることって重要なことだと思っていたけど、この多様性の時代、驚くことが多い。

そして、以前から行ってみたかった美術館内のカフェへ。吹き抜けを囲むかたちの美しすぎるカフェ。
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自然史博物館

美術史美術館の向かい側に、同じ形の自然史博物館がある。

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恐竜の骨、鉱物、大量の動物の剥製等が展示されており、こちらも見応えがある。

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馬車に乗ってみる

自然史博物館のあとは、旧市街を走る観光客向けの馬車に乗った。馬車も前回時間がなくて乗れず、やりたかったことのひとつだったので念願叶ったかたちだ。
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乗っている時の風景。馬の蹄のパカパカという音がこの旧市街の街並みに響いて素敵だ。

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ザッハーの前も通る。
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約30分の市街散策を終え、元の場所に戻ってくる。体験できてよかった。
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カフェモーツァルトで感動

この日の夜は、前回おいしくて感動したカフェモーツァルトでまたチキンを食べた。

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ここで嬉しいことがあった。

担当してくれた店員さんが、前回と同じ人だなとは思っていたけど、わたしたちに声をかけてくれた。

「前に来た時はあそこの席に座ってたね。また来年も来てね」みたいなかんじだった。(英語なのでニュアンスしか分からず)

混雑しているこのカフェで、10ヶ月前に来た東洋人を覚えていてくれるなんてことがあるだろうか。特に記憶されるようなやり取りはなかったし、おかしな言動等もしていないと思う。

本当に嬉しかったけど、ニヤニヤすることしかできなかったので嬉しさが伝わったかは分からない。もう2年経ってしまうけど、あの店員さんにまた会いたいと思う。

 

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