【転職体験記】未経験から営業事務への転職記録

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新卒で入社した会社を辞め、28歳で異業界かつ異業種の営業事務に転職をした際の記録です。

転職の理由

新卒入社後、最初の所属は底意地の悪い先輩はいたがその他の人はみんな優しく、仕事も気楽だった。

なにより上司がイケメンだったのでそれだけで仕事行きたい度が跳ね上がっていた。

 

異動した次の部署はヒステリー女上司になり、辞めたいと思うこともあった。

だが仕事が忙しすぎたことと、上司が怖くて辞めたいと言い出せる気はしなかった。 

 

3つ目の部署に異動になり、そこでは色々な事があり毎日が辛かった。

業務の理不尽さ、前任者のろくでもなさ、陰湿な同僚、頼れない上司などなど、会社に対し不信感しかなかった。

半年間鬱々とした日々を過ごしていると、早期退職した仕事をしないじいさまの代わりに同期の女子が異動で同じ所属になった。

その同期がすぐに「ここは無い。辞める。」と言い出したので、これ幸いと便乗することにしたのが転職の経緯だ。

どちらにせよ、土日祝休みじゃないので休日も少なく、盆も正月も無く、業界的にも先細りだし、今の仕事をしていても何のスキルも身に付かないからちょうどいいタイミング(市場価値的にはもうちょっと早い方が良かったけど)で同期が来てくれたのはわたしにとってはラッキーだった。

仲間がいなかったら恐らく耐え続けていたと思う。

 

転職活動の記録

転職エージェントに登録

同期にならって、11月半ばに某大手転職エージェントに登録してみた。

登録から数十分後にはエージェントから電話がかかってきて、まずは面談をしましょうとのこと。それまでに職務経歴書を書いてアップロードしておけという指示だった。

初めて書く職務経歴書の自己PRがなかなか書けなかったがネットの例文を見ながらなんとか絞り出し、数日後の仕事終わりに面談へと赴いた。

 

転職エージェントとの面談

面談の場所は転職エージェントのオフィスで、面談用の小さい小部屋がたくさんあった。

担当のアドバイザーは、わたしより少し年上くらいの感じの良いお姉さんだった。

転職したい理由、今の仕事内容、どんな仕事をしたいか、希望年収等1時間くらい面談した。

わたしは明確にやりたいことはなかったので、同年代がいる、綺麗なオフィス、土日祝休み、事務職、金融とか不動産に興味はないので自分の興味が持てる楽しそうな業界という条件で求人をだしてもらうことになった。

職務経歴書も確認してもらい、「自己PRに"事務処理能力"も追加しましょう」と言われた。

なるほど....と思い、7割くらい嘘が混ざった"事務処理能力"の自己PRを完成させた。

 

その後他の中堅エージェントにも登録したが、結局求人の多さで最初に登録したエージェントだけで活動した。

エージェントからの紹介の中から10社くらい応募して、面接に進んだのは2社だった。

面談時に書類通過率は2〜3割と聞いていたので、こんなものかなと思った。

応募の基準は土日祝休み、オフィスの立地と綺麗さ、年収が現職同等、ある程度の規模がある会社とした。

なぜ規模が欲しいかというと、ある程度の規模がないとずっと同じ人たちとはたらく可能性があり、もし嫌な奴がいたときに逃げ場がないと思ったからだ。

 

1社目の面接

12月半ば、最初に面接に行ったのは某メーカーの営業事務職だった。

業界自体に興味があるというよりはわたしでも知っている有名な製品があることと、先述の基準を満たしていたので応募した。

営業事務という職種に漠然と憧れを持っていたのもある。

現職のバタバタ感とは無縁な、落ち着いたOLライフが送れるのでは...と期待した。

直属の上司となる人が対応してくれた面接の雰囲気はとてもよかった。

志望理由などはもちろん聞かれたが、向こうからもなぜ中途採用を募集しているかという職場状況の説明などがあり、仕事内容も説明してくれて働く想像がついた。

そして今の職場が特殊で冬はとても寒いので、面接時のオフィスが暑くて驚いた。

これが普通の会社なのか..と思った。ヒートテックで汗が噴き出していた。

ちなみに例の同期もほぼ同時期に面接に行き出していた。

 

2社目の面接

2社目は有名人の子供も多く通うらしい保育園の受付事務だった。

子供が好きだが資格は持っていないので、受付事務ならできるかもしれないと思って応募した。

面接の後に保育園の見学に行けることになっていて、園の中を見せてもらった。

とても綺麗で設備も充実しており、何より子供が可愛すぎた。

大量の3歳児が見知らぬアラサーのわたしにハイタッチをしてくれたりしてふくふくだったが、同時にわたしのような者にはこの仕事はできない...と感じた。

自分の子供を育てられる気がしない、という不安感と同じかもしれない。

また、同じ仕事内容になる事務のお姉さんが案内してくれたが、疲れた顔をしてたのが印象的だった。

そんなわけで二時面接の案内をもらったが辞退した。

辞退も、エージェントを通してできるので気まずい思いをしなくてよい。

辞退理由は「責任が重そうで自信がない。もう少し落ち着いて仕事がしたい」などと伝えた。

こういったところも新卒の就活と違い、転職は気持ち的にかなり楽だと感じる。

 

内定をいただく

その後12月下旬に1社目の2次面接を通過し、健康診断を受けたら内定とのことだった。

当初の条件通りなのでそこに決め、転職活動は終了した。

わたしの場合は入りたいと思う会社が面接1社目で見つかったので運が良かったかもしれない。

実質、転職活動は約1ヶ月半で終了した。

 

転職活動で感じたこと

2社面接に行き思ったのは、大切だと言われている志望動機は本当に重要なのだろうかということだ。

どちらの会社も条件で選んで応募したので、その会社で働きたい明確な志望動機はない。

わたしはそれらしい志望動機をひねり出すこともできなかった。

「御社の製品に魅力を感じ」「現職の経験が活かせるのでは」などといったありきたりなことしか話していない。

しかし面接は通過したので、企業にもよるだろうが志望動機よりも重視しているものがあるのだろう。

恐らく現職での経験談から、望む程度の業務ができるのかであったり、職場の雰囲気に馴染めるかといったことを重要視しているのではと感じる。

 

また、転職活動で難しいと思ったことが2つある。

1つ目は活動自体の日程調整だ。

土日休みの会社に応募した場合、面接は平日になる。

わたしは現職が土日休みではないので有休を使わなくても活動できたが、土日休みの会社だと大変だと思った。

2つ目は会社の決め手。

転職の場合、内定が出てから長くても1週間以内には受諾か辞退かを決めないといけない。

その時にほかの会社も内定が出ていて比べられる状態ならいいが、例えば第一志望の会社の面接が他社の内定受諾期間のあとだったりすると、悩む。

実際に同期もわたしと同時期に1社内定が出たが、年収が低いと言って活動を継続するか随分悩んでいた。

ただしエージェントを使えばその辺りも調整してくれるようだった。

 

そんな感じで無事に転職活動終了し、2月いっぱいは有休消化。何をしよう...旅にでも出ようかな。

 

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