メーカー営業事務職の仕事内容と前職との比較

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新卒で入社後6年間勤めた会社を辞め、メーカーの営業事務職に転職した。

前職は小売り系の関連企業で、現場のリーダーのような役割だった。

 

まったくの異業界・異業種から転職をして3週間が経過したので、現時点の所感と前職との諸々の比較を書く。

年収の比較

給与

月給は現時点で前職の最終年度とほぼ同様。

ただし前職では一応役職(主任クラス)がついていたが現職ではヒラなので、その部分を考慮すると実質給与は上がってることになる。

今後の月給の上がり方については評価のつけ方がまだ分からないので未知。

賞与は入社前に提示された金額では前職とほぼ同様~若干上がると思われる。

 

残業

■前職

多い月で30時間残業、少ない月で10時間。

そこそこの残業代がついていた。

■現職

現時点で残業ゼロ。

先輩に聞くと年間通して残業はほぼ無いらしい。

残業が無いといつも同じ時間に帰れるので生活は安定するし、仕事後の予定も立てられる。

ただし残業代がゼロではある。

その点も含めると年収は前年から少し下がる可能性がある。

 

勤務時間

■前職

実働7時間55分。(数年前まではもっと長かった)

■現職

実働7時間45分。

 

年間休日数、休日

■前職

年間休日数118日

休日は平日含めた固定休(水土休み等。下っ端は月木休みなどというゴミ休日を割り当てられる)であり、ゴールデンウイークやお盆、年末年始休暇という概念は無し。

平日休みの利点は、銀行や役所関係が開いていること、土日出勤は電車が空いていることの2点のみ。

わたしは入社前は年間休日なんて気にしていなかったが、今の若い人たちはしっかりしていてきちんと確認してるらしいので年々新卒の応募者が減少しているらしい。

■現職

年間休日数127日(2019年度は130日)

カレンダー通りの土日祝日休みであり2019年度は10連休が2回、9連休が1回ある。

お盆に墓参りができること、友達と遊ぶ予定が立てやすいことが嬉しい。

前職から年間10日休みが増えることを考えると、時給換算したとすると年収は上がるとも考えることができる。

 

仕事内容の比較

業種

■前職

完全なる斜陽産業であった。

もはや一部の高齢、高所得者向けの業種。一時はインバウンド需要で盛り上がっていたがそれもすぐに衰退した。

■現職

ろくに業界研究もせずに入社してしまったが顧客層は幅広いと思われる。

 

職種

■前職

小売りのとある現場のリーダー職。

アルバイトに指示したり、要員手配をしたり、クレーム対応などを行いボロ布のようになる。現場は簡単に言うと3K。

■現職

完全な事務職。PCの前から離れるのは複合機使用時とランチ、お手洗いのみ。

体力的には格段に楽だが少し気を緩めるとミスをしそうなので気は張っている。 

 

環境の比較

■前職

数年前からもともと少ない若手が毎年続々辞めるという危機を迎えており、残っているのは化石のようなじいさまばあさまが多い。

また、3拠点経験したがどの拠点にも1人はパワハラ的なばあさまが存在した。

パワハラ当事者は決して会社を辞めることはなく、被害に遭う若手が辞めていく。

子会社という位置づけだったため、親会社からの謎の出向者に悩まされることもしばしば。

「マジで誰にも話が通じない」と絶望することもあった。

■現職

まず、話が通じる人しかいないことがありがたい。

会社全体では男性の方が比率が高いがわたしのチームは女性が多い。

転職して分かったことが、自分がアラサーの女であっても可愛らしい女の人と一緒に働く方が楽しいということ。

周りの人のことを考えるとわたしもせめて人を不快にさせないばあさまを目指したいと思う。

そして人に優しい謙虚なばあさまでもいたい。

 

オフィス

■前職

拠点がいくつもあり、中には辺鄙な場所にある拠点もある。

また、仕事する場所が汚い小部屋だったり、夏は暑くて冬は寒いこともよくあった。

昨年末は足先が冷え凍えながら22時まで仕事をしていた。

同じ所属だった同期はその環境に置かれて「わたし何か悪いことした?」と憤っていた。もはや罰ゲーム。

■現職

都内某オフィスビルに会社があり、地下鉄からのアクセスがいいことは大きな利点。

当たり前だが設備や空調は申し分ない。

1人分の机の面積で月5〜6万円かかっているそう。わたしみたいな者にスペースを与えてくれてありがたい。

 

服装

■前職

業種、職種柄服装の制限が多かった。

頭髪のルールも設定されており、肩より長い髪を下すことや、明るい髪色はNG。

ネイルもピンクかベージュの1色塗りのみ。

自分の着たい服ではなく、まったく心踊らない仕事用の服を購入していた。

今思えは本当に金のムダ。

■現職

禁止されているのがスウェットや短パン、サンダルのみ。

他社とやり取りする営業員でなければかなりラフな人も多い。

普段の私服でOKなので好きな服を着ることができる。

これだけで働くときのテンションは大きく変わる。

 

所感

どの項目を見ても少なくとも現時点では「転職して良かった」の一言に尽きる。

今後半年、1年経ったら状況も変わってくると思うのでそのときにまた今後のことを考えようと思う。

 

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