長年利用していたauを解約後、フォトユーの利用料金を長くに渡り払い続けていたことが判明したので解約した。
フォトユーの契約をしたことすら認識していなかったので発覚の経緯から書く。
あくまでも自戒の意味を込めたもので、決してauを非難するものではない。
auからの謎の請求に気がつく
スマートフォンの契約を解約後、これでauとはオサラバだと思っていたが、クレジットカードの利用履歴にこんな明細があることに気がついた。
「AUデンワリヨウリヨウ」。確かにauで購入したiPhoneは使っているが本体代金はすでに払い済みだ。電話利用料っていったいなんなんだ。
色々調べてみたがあまり情報が無く、auの請求支払関連のサポートに直接電話してみた。
謎の411円が請求されているが何なのかと聞くと、「確かにお客様はスマートフォンの契約は解約されています。まだ請求があるということは、別の契約が残っていると思われます」とのことだった。
auと携帯電話以外の契約をした覚えはないと答えると、「その契約の番号がないとこちらでも分からないのですが…411円という金額だけみると、フォトユーの可能性があります」と伝えられた。
知らぬ間にauと契約していた
フォトユーとは、デジタルフォトフレームのことらしい。言われてみると、auショップでフォトフレームを渡されたことが遠い記憶の彼方から蘇ってきた。
自動で写真が切り替わるフォトフレームなんですなどと言われたような気がするが、そんなものをこちらから自発的に欲しいと言うはずは無いので、なんだかんだ言われて自動的に持たされていたと思う。
持たされたはいいが飾っておきたい写真も無いしデジタル製品に興味は薄いし、今まで一度も使ったことは無い。そもそも現物が今どこにあるのかも分からないし多分捨てている。
そんな代物をもってauとわたしとの間に契約に成立していたなんて、この時までまったく認識していなかった。とんだおとぼけやろうである。
件のフォトフレームにもスマートフォンと同じように番号がついているらしく、番号が分からない状態で解約をするにはauから紙の請求書を送ってもらい、それをもってauショップに出向くという方法しか無いらしい。
とりあえずその請求書を送ってもらうことを依頼し電話は終えた。
後日届いた請求書で、「フォトユープラン」という2年契約で割引がされるプランを契約していることが分かった。
請求に気付かなかった数年間
しかしいつの間に411円かかっていたのか、フォトフレームを渡された当時に請求関連の説明をされた記憶が全く無い。
7年10ヶ月目とあるのが、調べるに最初の2年間は無料だったのだと思われる。約8年前といえば大学卒業頃でおそらくiPhone5に機種変更した際だろう。
2年経過後に料金が発生するようになると認識していればスマホにメモなどして解約するはずだし、そもそもそんな手間がかかるならフォトフレームなんて欲しくも無いものを受け取らない。
もちろん自分が契約書を確認していない、きちんと話を聞いていないのが悪いということは大前提である。加えて毎月「AUデンワリヨウリヨウ」として請求されていたはずなので、いつまでも気が付かないほうがマヌケなのだ。
だが、auでスマートフォンの契約をしていて「AUデンワリヨウリヨウ」が請求されているときはそれがフォトフレームの金額だとは想像もしなかった。
デンワリヨウリヨウってあるが電話じゃなくてフォトフレームだし、フォトフレームリヨウリヨウと書いてほしかったという気持ちだ。
auのサポートも分からなくて「多分フォトユーだと思う」とのことだったが、そんなものなのだろうか。明細に「フォトユー」と記載してくれればこちらにとってもそちらにとっても契約内容は明白だ。
なぜauがフォトフレームの契約をすすめているのか、auにフォトフレームを求めている消費者がどれほどいるのか、au関係者に聞いてみたい。
解約自体は請求書を持ってauショップに行き、ものの5分で完了した。2年契約となっているが解約料もかからなかった。おそらく7年以上も契約している愚か者だからで、さすがにauもこの愚か者から更に徴収することはしないようだ。
現在auには主にauPayで世話になっていて、40%還元だとか20%還元だとかかなりポイントバックしてもらっているので、一度も使ったことのないものに今まで無駄に払ってきたデンワリヨウリヨウはこれでトントンになっているだろう。ありがたいことだ。
今後auと何かの契約を交わすことはないが、こういった通信関係は特に用心深くあろうと思う。