【実食レビュー】「アマン東京」苺のアフタヌーンティー体験

アマン東京の2021苺のアフタヌーンティー実食レビューを書く。オススメポイントと残念だったところをまとめている。

予約サイトのクチコミを読むとアフタヌーンティーの見栄えの良さのわりにはあまり評価は高くなかった。主に接客面で不満がある人が多いようだった。

他のホテルに変更しようかとも少し思ってしまったが、アマン東京には一度も行ったことがなかったので物は試しと思い、「ストロベリーガーデン」といういちご尽くしのアフタヌーンティーを体験してきた。

アマン東京ストロベリーアフタヌーンティー『ストロベリーガーデン』

 

期間

 

2021年1月14日(木)〜4月20日(火)​ ​

 

料金

 

5,900円​ ​ (消費税・サービス料別途)​ 

 

時間

 

12:00〜17:00

アフタヌーンティーの席は2時間半

 

場所

 

アマン東京33階「ザ・ラウンジ by アマン」

 

 

良かったところ

ラウンジの雰囲気は最高

ラウンジは33階にあり1フロア全てととても広く、座席のゆとりがあるので隣のテーブルとも距離が取られている。

窓からの眺めも良くてかなりいい雰囲気で、居心地は最高だと思う。

f:id:yumelo317:20210130185126j:image

今回案内されたのは窓側のソファー席で、横並びに座るタイプだった。

座ると真後ろが窓で開放感があって気持ちいい。座り心地もよく高級感もあるが、窓からの光が眩しく途中目を開けられなかった。少ししたらカーテンがおりてきてことなきをえた。

f:id:yumelo317:20210130185130j:image

調子に乗っている感じのわたしの写真だがとてつもないむくみ顔でアマンでしぬほど笑った。いっちょ前にイヤリングなど付けているところがまた面白い。

f:id:yumelo317:20210203194701j:image

 

見栄えはピカイチ

アマンのアフタヌーンティーはとにかく見た目が美しい。

まずは「ミックスベリーのスープ シャンパンエスプーマ」という飲み物が出てくる。

なんだかよく分からないがシャンパンの泡のようなものを目の前で入れてくれた。そして飲み口には金粉が乗っかっている。

f:id:yumelo317:20210130221558j:image

こちらがケーキスタンド。

f:id:yumelo317:20210130185311j:image

上から、いちごとフロマージュブランのパフェ。

f:id:yumelo317:20210130185258j:image

中段はスイーツで、苺とホワイトチョコレートのタルト、苺とピスタチオのタルト、苺と薔薇のタルト、苺とクリームチーズのタルトと、苺尽くし。

f:id:yumelo317:20210130185306j:image

セイボリーは、抹茶ワッフルと苺のサンドイッチ、チキンリエット苺のゼリー、フォアグラの苺大福、ミックスベリーのガストリック、小さな綿あめと蟹サラダと、かなり凝った内容だった。

セイボリーまで必ず苺を取り入れているアフタヌーンティーは珍しいと思う。

f:id:yumelo317:20210130185249j:image

スコーンは、 プレーンとミックスベリーのスコーン、クロテッドクリームとはちみつ、自家製ジャムはマーマレードと苺だった。f:id:yumelo317:20210130185241j:image

そしてこれが目玉のジュエリーボックスである。ここから苺を2粒と4種類の菓子の中から2種選び、トレーに乗せてくれる。 f:id:yumelo317:20210130185244j:image
f:id:yumelo317:20210130185302j:image
f:id:yumelo317:20210130185316j:image

 

接客に不快感は無し

レビューを読んで身構えてしまっていたが、接客に気になるところはなかった。アフタヌーンティーの中身も一つ一つ説明してくれた。

紅茶を頼むために声をかけるのに手の空いているスタッフが通るまで少し待ったが気になるほどではない。

もしかしたら土日など、客が多くなるともう少し待つこともあるのかもしれない。

 

残念だったところ

ホテルの入り口が分かりにくい

わたしがかなり方向音痴気味というのもあるが、そもそものホテルの入り口にたどり着くまでに時間がかかった。

大手町駅直結の大手町タワーの最上階部にホテルがあるが、コロナで駅直結の入り口は封鎖されていた。

一度外に出て、外からホテルに入る必要があるのだがその入り口がわたしには分かりにくかった。なんと大手町タワーの外側をぐるりと一周し、同じところに戻ってきてしまった。

立っていた警備の人に聞くと、外に出たところからすぐそばに入り口があった。看板などがなく隠れ家的な感じだったので分からなかった。

こういった建物に関する勘に自信がない人は最初から聞くのが良いと思う。

 

味は好みではなかった

個人的にあまり凝った料理は得意ではなく、どちらかというと素材そのまま、極端に言うと茹でたジャガイモに塩、みたいなものが好きだ。

じゃあアフタヌーンティーなんて来るなよという話だが、フォアグラを求肥で包んで上に苺を乗せたものなど、アマンは他のホテルと比べてもかなり凝っていると思う。

私の場合は特にセイボリーはあまり食べられなかった。もちろん、そういった複雑な味が好きな人ならすごく楽しめると思う。

また、スコーンはサクサク系では無く、パンのような生地がしっかりしているタイプだった。

 

お茶の量が多かった

ポットにかなり多めに紅茶が入っており、飲み切るまで次が頼めないので、頑張って飲んでも2種類までの注文になった。

この写真のポット、小さく見えるが内容量が想像以上に多い。カップに入れると3〜4杯程度だろうか。

f:id:yumelo317:20210130185458j:image

アフタヌーンティーの楽しみのひとつは色々な種類の紅茶を飲み比べることでもあるので、これは残念だった。

アフタヌーンティーの場合はポットではなくカップでの提供の方がありがたい。

ただ、ティーポットウォーマーを用意してくれているところはよかった。他のホテルでもあまりない気遣いだ。

 

苺2粒は高級感とのギャップあり

f:id:yumelo317:20210203200915j:image

先述のジュエリーボックスだが、こんな豪華な見た目に反し食べられるのは苺2粒と菓子2粒である。

原価の高いものでもないだろうし、せめて菓子くらい全4種を載せてくれてもいいのでは...と思ってしまった。

場所やアフタヌーンティー全体の高級感の中で急に2粒と言われると、ちょっと残念な気持ちになってしまう。

 

まとめ

文句も色々言ってしまったが、なかなか遠出もできないなか、とてもよいリフレッシュになった。

こういった非日常を定期的に取り入れないと日常にやる気が出ないタイプなので、アフタヌーンティーはそういった面では手軽に楽しめてとてもよい。

帝国、椿山荘、ウェスティン、ペニンシュラなど色々行ったがそれぞれ個性も雰囲気も異なって比べると楽しい。

今は憧れの東京ステーションホテルのアフタヌーンティーに行きたいと思っている。