会社員として働くことのストレスの中のひとつが通勤電車で、多くの人がストレスを抱えながら日々耐えているはずだが、通勤電車やホームで受けるストレスは男性よりも女性の方が大きいのではないかと考えている。
理由は、男性の中には下記に挙げる迷惑野郎が少なからず存在するからである。
もちろん極まともな男性は別の男性による迷惑行為にストレスを感じているだろうが、少数派なのだと思われる。
なぜなら迷惑行為を迷惑に思う男性ばかりであれば迷惑行為はもっと減るはずからだ。
また、当然ながら以下に挙げる内容とは別種の迷惑行為をおこなっている女性もいるが、わたしは圧倒的に男性に対し猛烈なストレスを感じているので、パターン別に書く。
通勤電車で女性が嫌がる行為10種
咳•くしゃみをやかましく噴出する
遭遇度 ★★★★
ストレス度 ★★★
咳やくしゃみが出るのは仕方がない。それは仕方がないことだと言うのは分かる。
だが、威力を抑えることはできないのだろうか。
男性の生理学上できないというのなら申し訳ないが、せめて大声は出さないようにくしゃみをする、我慢して咳払いでおさめるなど、周囲への影響が少なくなるように考えて欲しい。
時勢的に咳やくしゃみは気になるし、そもそもうるさい。
マスクをしないでアホヅラをさらす
遭遇度 ★
ストレス度 ★★★
当人がCOVID-19はただの風邪だと考えること自体に何も文句は無い。
しかし社会の多くの人はそうは捉えておらずマスクをすることで感染対策ができると思っているのだから、他人へ不安感を与えないというマナーとして通勤電車ではマスクはするべきだ。
まずそれが理解できないという点で常人の理解の範疇を超えていて、何をしでかすか分からないとまで思うので近づきたくない。
わたしはマスクをしない男を車内に発見したら即車両を変える。
こちらが手間をかけることは腹立たしくもあるが、万が一あんな奴らから感染でもしたら恨んでも恨みきれない。
マスクをしていない人間は男しか見たことがないが、ほとんどがとんでもなくとぼけたツラをしている。
とぼけた奴はとぼけた奴らだけの世界で共存し、こちらの生活領域に入ってこないでほしい。
座席で足開き
遭遇度 ★★★★★
ストレス度 ★★★★★
老若問わず一番多いのが座席で足を開いて座る男だ。
全通勤日数のうち、半分くらいの割合で遭遇する。
足を広げこちらのスペースに侵入してくるが、邪魔だし、こちらは布越しだとしても1ミリも触れたくないのでせせこましく座ることになる。
何の権利があって他人の領域を侵しているのか、甚だ疑問だ。
座席一人分の幅を見誤る
遭遇度 ★★★★★
ストレス度 ★★★★★
これは足開きタイプと類似型で、くぼみで一人分のスペースが示されている座席の一人分から明らかにはみ出して座る。
からだが大きくて仕方がない場合も、せめて小さくなるように肩をすぼめたり両腕を前に出したりできるはずだ。
足開き男に遭遇した際と同様、こちら側がほとんど両腕を絡めるくらいに小さくならなくてはいけない。かなりの理不尽である。
座席で肘張り
遭遇度 ★★★★★
ストレス度 ★★★★★
年齢高めの男に多い。
隣の座席に座るときに肘をこちら側に突き出しているタイプで、脇をしめるということができないらしい。
無意識なのか意識的なのか分からないが、こちらのからだに当たりそうになることもままある。
通報するぞ?とも思うが、実際は席を立って距離を取ることで回避する。
空いているのに隣に立つ
遭遇度 ★★
ストレス度 ★★★
人が少ないホームなどで、他にいくらでもスペースはあるのになぜか隣に立つ男がいる。
改札の位置などの関係でどうしてもそこから乗りたいという頑固者なのかもしれないが、こちらは恐怖を感じてしまうということくらい想像してほしい。
謎のちゃぷちゃぷ音や鼻息がうるさい
遭遇度 ★★★
ストレス度 ★★★★
口から謎のちゃぷちゃぷ音を出す男は、牛でもないのになにを反芻しているのか、まったく謎である。
また、周囲の酸素を根こそぎ吸い取ろうとしているのかと思うほどの物凄い音の鼻息を立てている男も不快なのでやめてほしい。
客観的に自分のちゃぷちゃぷ音や鼻息をうるさいと思わないのだろうか。
これはかなり気持ち悪くてゾワつくというストレスだが、イヤホンで音楽を聴くことでシャットアウトすることは可能だ。
いびきがやかましい
遭遇度 ★
ストレス度 ★★★
早朝の通勤電車で、いびきが死ぬほどうるさいおっさんがいた。
ぐうぐうなどではなく、ぐおおおおおという地響きのようなうるささだ。
なぜこのおっさん一人のために他の全乗客がやかましさを感じないといけないのか。
どうせ寝てるだけなら貨物列車で通勤してほしい。
音楽を聴いてもそれをかき分けて耳に入ってくるので、通勤電車を一本早めてみたらまた同じおっさんがいて怖かった。
おっさんは妖怪だったのかもしれない。
くさい
遭遇度 ★★★
ストレス度 ★★★★★
特に夏に多い、くさい男が隣に来ると本当につらい。
本人はまったく気にしていないふうなのがまた腹が立つ。
また、ため息を放出し他人に吸わせようとする毒ガス野郎も存在する。
毒ガスに対して不織布のマスクなど役にたたないので、口呼吸をするなと言いたい。
ぶつかってくる
遭遇度 ★
ストレス度 ★★★★★
これは番外編かもしれない。
新宿駅のぶつかり男が話題になったことがあるが、あんな男は他にもたくさんいる。
ホームを歩くときは常に周りを気にし、直進してくる男がいないか気をつけている。
そうしなければ餌食となる可能性が高まる。
迷惑行為を回避するために
以上が迷惑行為10種であるが、こんなに多くのパターンがあることと遭遇率の高さをみると無くなることはないのだろうと思う。
ではどうしたらいいのか本気で考えているのだが、まず通勤電車の男性と女性の車両を完全に分けてほしい。
多分男性の方が多いので、3対7とかでもいい。
だいたい通勤電車というパーソナルスペースがゼロの空間で不特定多数の男性と女性が一緒になっていること自体、個人的には疑問だ。
一緒に通勤したいと言うカップルなどのために、1両程度は男女混合車両があってもいいかもしれない。
それができないとしたら、せめて電車の座席ひとつひとつの間に薄い板の仕切りをつけてほしい。
仕切りで1人分の幅を強制的に知らしめることをしないと、自分では分からない奴が多すぎる。
これは混雑しているのに座席に荷物を置く、空気が読めない迷惑野郎にも対応できる。
最終手段は、以前親友が言っていた甲冑を着ての通勤だ。
におい対策も考えると頭まで覆うことが必要だ。
甲冑でなくても、体全体にバリアを張れる何かが切実に欲しい。