明けまして2021年になってしまって、今更ながら2020年を振り返る。
始まった時はまさかこんな年になるなんて思っていなかった。
1990年生まれのわたしにとって2020年は30歳のメモリアルイヤーだったのに、なんてこったという気持ちだ。
完全な自分語りで面白くもないが、何年か経って自分で振り返る時のために特殊な1年間の記録を書く。
緊急事態宣言と在宅勤務について
緊急事態宣言発令
転職して2年目の年で、仕事にも慣れ穏やかな日々を過ごしていたが、4月の緊急事態宣言に伴って突如自宅待機を命じられた。
全社員が在宅勤務できる環境が整っておらず、役職者や一部の社員以外は環境が整うまで自宅待機とのことだった。
それまで全く在宅勤務などといった言葉は聞こえてこなかったため、急に「明日から自宅待機」と言われてさすがに焦った。
いくら2年目のぺーぺーとは言え、さすがに明日以降の業務をすべて放り投げてしまっては企業活動に僅かばかりの支障がでる。
せめて「何かしらの状況下では自宅待機になる可能性がある」とでも伝えておいてくれたら前もって仕事を片付けておくこともできたのに、そんな空気感は微塵もなかった。
仕方がないので22時頃まで仕事をし、翌日も出社の許可をもらい、あとは上司に引き継ぎをした。
自宅待機と在宅勤務開始
自宅待機の期間何をしていたかというと、主に直前に発売されたどうぶつの森をしていた。任天堂はなんてドンピシャなタイミングで森を発売するのか、流石すぎる。
1日中どうぶつとの交流、町作り、家具集め、魚釣りと虫取りをしていた。
一応、勤務時間中とのことなのでさすがにその時間は起きていたので、生活リズムが乱れることはなかった。
しかしさすがに運動不足が心配になり、この頃はYouTubeで見て痩せるダンスというのを毎日やるようにしていた。
たまに近所の河原などに散歩に行き桜を見たりしていた。
自宅待機から2週間ほど経って、全社員が在宅勤務できる環境となった。
生まれて初めての在宅での仕事だったが、事務職なのでどこで働こうが大きな問題は無い。逆に、出社する必要があるのかと感じた。
そんなときに誕生日がきて、30歳になったのだった。すごく特殊な状況で歳を重ねたので今後も思い出深く残るだろうと思う。
親友がわざわざ誕生日プレゼントを郵送してくれて、心づかいがとても嬉しかった。
緊急事態宣言解除
5月の末、緊急事態宣言の解除とともに在宅勤務も終わりを告げた。
宣言が解除されたと言ってもまだ感染者は出ているのだから何もフル出社にしなくても良いのではと思った。
特に業務に支障がないことも皆分かっているが、サラリーマンなのでトップの命に従うほかない。
その後、国から経済界へのテレワーク要請というものがあり、半分出社、半分在宅勤務へと切り替わった。7割テレワーク要請とニュースでは見たがなぜか5割なのだった。
現在までそれは継続されていて、在宅勤務はいいのだがノートパソコンが重くて持ち歩きが辛い。
なぜか出社と在宅が1日置きでシフトが組まれているので、パソコンは毎日持ち歩かないといけないし、加えて体内時計の調節がしづらい。こちとら東京郊外民なので出社日はやたらと早起きなのだ。だからと言って在宅勤務日までそれに合わせて起きるわけもない。
わたしが管理職の立場だったら1週間の中で出社日と在宅勤務日はまとめてシフトを組む。上司も土日祝休みの会社においてこれまでシフトなんて組んだことはなかっただろうと思う。
転職前はシフト組を担当していたので、わたしにやらせてください、と言おうかと思ったがさすがに2年目で差し出がましいかと思ってやめた。
そんななか、前職は緊急事態宣言中は営業中止となっていた。その間売上はゼロ、人件費や家賃と言った固定費だけがのしかかる。当然ながらボーナスも大幅に下がったようだった。
営業再開後も在宅勤務とは無縁で、0か100かだ。そう考えると、パソコンが重いなどと言った理由で文句は言えない。
転職した現在の会社は緊急事態宣言下でも売上の創出は出来ていて、かつコロナ禍で需要が高まる業界のため、業績はとてもよかった。
冬のボーナスにもそれは反映されていたが、このボーナスは本来旅行や飲食業界に回っていたお金だったと思う。
今後は全く状況が反転する可能性もあるわけで、今の状況はたまたま良いだけだ。
ダイエットについて
2019年、転職して3ヶ月後の健康診断で3キロ増量したことにおののき、そこから始めたゆるゆるダイエットは今年も継続した。
当時は体重計を持っていなかったので、太ったことに気がついてもいなかった。
ダイエットと言っても、生まれついての食いしん坊なので食事制限はほぼやっていない。
なんとなくお菓子は減らすように気をつけたこと、水を1日2リットル飲むように心がけていたくらいだ。
本当は食事に気をつかえばもっと効果はでると思うが、好きなものを食べることと痩せることを天秤にかけると、食べることの方が重いのだった。
では何をやっていたかというと、主に体重記録と体型チェック、ストレッチ、トレーニング、ヨガとマッサージのみだ。
毎朝体重をはかり、iPhoneのアプリを使って記録した。合わせて全身鏡で体型を確認した。
食べたものを記録するレコーディングダイエットは試したが長続きしなかった。
ストレッチやヨガは、YouTubeで探すと無数に出てくる。
今年も色々試してみたが、今はこのルーティンで落ち着いている。
フォームローラーでほぐす
上半身痩せと下半身痩せのふたつの動画を見ている。
特に肩甲骨周りをゴリゴリするのが気持ちいい。
ストレッチ
トレーニングの前にはストレッチをしたほうがいいと聞いたので、短めのものをやっている。
トレーニング
色々なYouTuberが動画を出しているが、今は音楽とカウントダウンだけが流れるものをながしながらやっている。
お腹
色々やっているがお腹は特に痩せない。大福感が少しは薄れたかな、という程度だ。
二の腕
ずっとお腹のみ集中してやっていたが、ここ最近二の腕がすごく気になるようになってきた。
ウエストが減ることで上半身のガタイの良さが目立つようになったのだと思う。
骨格の問題で華奢にはなれないが、せめて肉を減らすため二の腕のトレーニングも1ヶ月ほど続けている。
未だ効果は文字通り1ミリもあらわれていない。
ヨガ
トレーニングした筋肉を伸ばす意味も込め、その日の気分で選んでいる。
マッサージ
最後に足全体と首、鎖骨、腕をWELEDAのマッサージオイルでマッサージしている。
2020年のダイエット結果
結果として、今年は体重3キロ減、ウエストはマイナス7センチとなった。
アプリの体重記録をみると、緩やかに減っていることが分かる。
なお、ウエストは7センチ減と言ってももともとがくびれゼロのドラム缶だったので、やっとわたしのからだにウエストという存在が生まれつつあるかなという感じだ。
理想のウエストのサイズは身長×0.38らしいが、その理想まであと3センチとなっている。
電子マネーについて
やっとPayPay、auPay、D払いなどの電子マネーを使い始めた。
様々なキャンペーンがあるのでそれに合わせて使用する種類も増えてしまった。
PayPayは購入している電子書籍サイトのebookstoreで毎週金曜日は20〜40%還元されるし、3月に購入したSwitchLITEはaupayのキャンペーンで20%還元され有り難かった。
もともとクレジット派だったが、ドラッグストアやファミレスなどは大体いつも何かしらのキャンペーンでポイント還元されるので、電子マネーの利用頻度も高い。
消費増税で庶民にとっては厳しい消費生活を強いられているため、ポイント還元は本当に有難い。
最初の登録も思ったより時間はかからないので未着手の人がいたら強く勧めたい。
海外旅行について
ゴールデンウィークは、オランダとベルギーに行く予定だった。
当然ながら行けるわけはなく、キャンセルとなってしまった。バリの噴火に引き続いての中止だ。
でもあのときは代わりにウィーンに行けた。もう、どこにも行けなくなってしまった。
オランダとベルギーは「何があっても行こうね」と言っていてそれはかなり本気だったが、自分の気持ちでどうにもならないこともあるのだと分かった。
ウィーン料理を食べながら計画を立てていたのに....。
ベルギーでは、ブルージュでチョコレートを買い、アントワープで「フランダースの犬」のネロが見たルーベンスの祭壇画を鑑賞し、ブリュッセルで3つの美術館を巡るはずだった。
オランダでは、3日間かけて7つの美術館巡りをし、ゴッホ、ルネマグリットなどなど、そして真珠の耳飾りの少女に会うはずだった。
ホテルも五つ星で予約して、ブルージュでは貴族の館を改装したホテルに泊まるはずだった。
アムステルダムではオランダらしい運河沿いのホテルで、スイートを満喫するはずだった。
現実は永遠に自宅の中だった。
できることといえば、どうぶつの森の「島クリエイト」で自分の島にオランダの風景を作ることくらいだった。
住宅街の真ん中に川を流し橋をかけた。川沿いには花を飾り自転車を置き、どうぶつの森の世界のオランダということにしていた。
どこにも行けない悲しみを癒そうとパリに行った時の写真を見返したところ、あまりにも目がぶくぶくでまつげがまぶたに隠れて見えなくなっていた。
パリなんて一生に何度も行けないし、親友はいつも通りでかわいいのに、悔いが残る。
やはりエコノミークラスでは充分な睡眠が取れないことも原因かもしれない....と思ったが、親友に「飛行機でいつ見ても寝てる」と言われたので睡眠はしっかり取っていた。
次に海外旅行をするときは直前に美容院とまつげサロンに行き、時差、むくみ対策をしっかり取って万能の態勢で臨みたい。
そして、オランダでチューリップの花束を買って写真を撮りたい。