役に立たないブログでも書いていいよね

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文章を書くのは好きなので学生時代からずっとブログは続けているけど、だんだんと書く頻度が落ちてくる。

「読んでくれる人に役立つことを」などと考えてしまったり、なんだかよくわからないままGoogleアドセンスに登録してみたりと、「書きたいから書く」から離れてしまうことが理由だ。

ブログって、後から読み返して「こんなふうに考えていたんだなあ」と自分の気持ちが思い出せるところが面白い。つまり、わたしは自分のために書きたいんだった。自分のブログなんだから、日記代わりでもいいんだった。そもそも何も為になることも書けていないのに何を気負っているのか。

 

最近、会社の人と何回か飲みに行った。2年ぶりくらいなので本当に久しぶりだ。愉快なタイプでもないのに誘ってくれるのはとてもありがたい。

久しぶりの飲み会で驚いたことが、複数人での飲み会特有なのか、メンバーによるものなのか分からないが、会話のほとんどがその場にいない誰かの話になることだった。会社の人なのでもちろん知人だが、「何さんがあのときこんなことをしていた」とか、本人がいない場所で本当なんだか嘘なんだか分からない話を聞き続けても何も面白くない。だったらいま目の前にいるあなた自身のことが聞きたいし、みんなそんなに他人のことって気になるんだろうか。わたしは終始「へえ〜」とか「そうなんだあ」とか、無意味で無感情な相槌をうっていた。

書いていて思ったけど、「じゃあお前が話題を振れよ」っていう話だった。でも、言い訳をするとわたしはもともと親友以外に話を振るのが苦手で、特に酒の席だとほとんどできない。

誰かと会話した後って、一人になってから「なんであんなことを言ったんだろう」とか、「あれは誤解されやすい表現だった」とか考えてしんどくなる。仕事での会話ですら、家に帰ると自分が発した言葉を思い出して「ああああああ」と胸をかきむしっているのに、日常会話だとなおさらだ。ブログだったら何度も書き直して推敲してから公開できるけど、会話は発したら終わり。しかも、基本の性格が悪いので反射的に本音を出したら本当の終わり。本音を隠して発する言葉の瞬発力と表現力が高い人になりたかった。

だから、気がおけない親友以外とはできるならあまり話したくない。さらに酒の席では酔っ払いになれないわたしと楽しく酔っている相手との距離が離れすぎているため、ますます話せなくなるのだった。

ここまで書いて全てに落ち込んできました。

30歳も超え、年々生きづらさがブンブンと加速しているような気がするけど、気がするだけだろうか。そうだといいけど、事実な気もする。それとも元々の性質を改めて言語化してみたから生きづらいって認識し始めただけだろうか。ブログを書き続けたら分かるのかもしれない。何も分からないかもしれない。